↑釣友が釣った田辺運河(大川町緑道公園下)のメバルとカニ
貴重な湾奥のメバル釣り場だったのですが…。
今も釣りができるのでしょうか。
田辺運河にもメバルはいるんだなと
東京湾奥でメバル。何処いらへんからを「東京湾奥」と呼ぶのかいまいち分かりませんが、個人的感覚では、京浜運河の奥側ではメバルは釣れないイメージがあります。
なので、川崎の大川町の緑道公園下で初めてメバルを数釣りした時は、ちょっとした感動がありました。
神奈川県側の海辺の工業地帯は大昔は磯だったので、湾奥といっても、東京側とはちょっと趣が違います。
大川町緑道公園の下では、小メジナなどがいて、「こんな所にメジナがいるのか」とちょっと驚かされます。やはり、昔、磯だった名残りなのでしょう。
大川町緑道公園下で、初冬のシーバス釣り
突然、バサーの友人から、海の魚を釣らせろと、お誘いがあり、じゃあ、お手軽にシーバスでもと思い、(決してお手軽には釣れませんが)夜の大川町緑道公園に向かいました。
原付でよく通った場所です。
初冬の大川町緑道公園も多分に漏れず、寒くてガタブルだったのですが、ここはいっちょうナイスサイズのシーバスを釣って、ソルトウォーターの釣りに、いまいち深入りして来ない友人を驚かせてやりましょうと意気込んだのです。
しかし、そんな邪念は、ラインを通じてルアーに届くようで、いやらしいオーラをまとった私のルアーには、一向にシーバスは食いついて来ませんでした。
私の釣りのスタイルは、ワンキャスト毎に一歩ずつどちらかにズレながら移動していくという誠に効率の悪い釣りなのです。かなり釣友と離れてしまいましたが、一向にバイトがありません。
すると、しばらくして緑道公園 のいちばん海側の角でキャストしていた釣友の声が!「釣れたよ〜!」
やられた!しかし、自分が提案した釣り場で、友人が釣果を上げるというのは、まんざら悪い気はしないのです。逆に安堵の気持ち。ハマってくれればなおよろし、なのです。
釣友の所に駆け寄ってみると、
友人:「なにこれ、ソイ?」
オイオイオイ⁉︎メバルだっちゅに。
釣友が釣ったのは、緑道公園下では初めてお目に掛かったメバルでした。
何度となく釣りに訪れている私には、全く出会わなかったメバルが、初めてここを訪れた釣友に釣れてしまうという…。
釣友はその日、メバルを3尾となぜかカニを釣りました。
たしか使っていたのは、エコギアのパワーシラスだった記憶があります。
で、私はボウズでしたw
しかし、これは発見でした。いままで、メバル釣りに房総や三浦半島まで行っていたのですから、多少釣果が渋くても、この距離ならいいではないかと。
私は日を改めて、今度は1人でペナペナのトラウトロッドを持参して原付でメバル本命で大川町緑道公園に参上しました。12月23日。0時
メバル9尾ゲット出来ました。そしてそれらはフリッターとなって私のお腹の中へ。
最高の美味さです。
というわけで、時期によって大川町緑道公園下でもメバル釣りが楽しめます。
ん〜。すいません、これは2000年12月のお話です。現在はどうでしょう?
こんな所にカマス⁉︎
それから数年して久しぶりに大川町緑道公園下に日中に行った時の事です。驚いた事に、カマスがエコギアグラスミノーにバイトしてきました。他のアングラーに聞いたところやはりカマスだそうです。川崎のこんな運河の奥にカマス⁉︎
地球温暖化の影響でしょうか?それとも昔から来ていたのか?
カマスっていったら、自分のイメージだと、三浦の三崎あたりか、伊豆あたりに行かないと釣れないと思っていたので驚きです。
電車で大川町緑道公園に行くとしたら
私は原付で釣行していたのですが、今は原付も廃車してしまったので、現在行くとしたら、鶴見線で行くか、川崎鶴見臨港バスを利用する事になります。(日清製粉前行きバス)
鶴見線の大川駅行きは時刻表をみると平日は日に9本、土日は日に3本しかありません。
1つ前の武蔵白石駅までは本数がありますので、武蔵白石駅から1キロちょっと歩いて行くことも考えられます。
大川駅から緑道公園までは350mほどです。
夏はシーバスも厳しいか
夏の大川町緑道公園下の田辺運河は夜光虫が酷く、シーバスが釣れる気がししなかった記憶があるのですが、どうでしょう?釣ってる人は釣っているのでしょうか?
とはいえ涼しい時期の日中なんかに行ってみると、水質もわりとクリアで、底の根の様子がよく見えて勉強になります。(日清製粉の工場から変な排水が出ている時がありますが)
釣り仲間では通称「田辺」、またいつか、ルアーをキャストしに行きたいものです。(どうやらここも現在は釣り禁止ということらしいです。ここは釣りをさせていただきたい。川崎市長さん、お願いしますよ)