ゴルフ場の場の横で釣りをしてたら起きたこと

珍しく平日が休みになったので、ヘラブナ釣りもどきをやりに行きました。

河川敷ゴルフ場の横、夏、秋には薮で入っていけないポイント。

冬になり草も枯れ、やっと入っていけるようになったので行ってみました。

結果はというと・・・

小春日和の河原で二刀流を目論んだ。

今日は午前中からの釣りだ!

時間はたっぷりあるから、ヘラブナ釣りとバス釣りの二刀流といこう!

荷物が増えるがスピニングロッドも追加して釣り場に向かったのでした。

家を出てから気づいたのだが、財布を忘れた。

別に買い物はしないから、構わん。
このまま行こう。

ゴルフ場の横をすり抜けポイントへ到着。

安物のヘラ台を組み立て、竿掛けもセット。

仕掛けも、えさの『もちグル』も完了。

久しぶりのポイント。

過去の経験から、ここは冬場でも釣れる。

特にマブナの大型が釣れた。

川釣りなのですが流れが緩く感じたので、バランスの釣りをやってみるのですが、

水中ではけっこう流れていてウキがゆっくり流れて行くので、結局ドボン仕掛けに変えます。

今までに体験した事のない痛み!

やっと落ち着いてエサを振込み始めた。

12月半ばだというのに、暖かい日だ。

上着を脱ぎ、雑草の上に置く。

水面に映る青い空。

心が浄化されて行く。

一時、積み重なった嫌な記憶を忘れる。

ただただウキを眺める空間。

そんな時。

頭の左上あたりに

今まで生きていた中で感じた事のないような激しい痛みを感じた。

実際の音ではなく、脳の中に「パーン!」というイメージ状の音がした。

一瞬,何が起きたのか分からなかった???

もしかして、くも膜下出血!?

くも膜下出血は、頭をバットで殴られたような痛みを突然感じると聞いた事がある。

俺も終わりか!

河原で1人っきりで、くも膜下出血。

財布も忘れて身分証明書もない。

釣り人として、こんな死に方も悪くはないか。

ふとそんなことを考えた。

なんだか、耳の後ろの首筋を伝うものが・・・

頭から血が滴り落ちてきた。

頭の帽子も髪の毛も結構な量の血で濡れていた。

ゴルフボールが飛んできて私の左頭に直撃したとその時悟った。

「誰だ、このへたくそー!」

当たったボールはどこに弾けて飛んでいったのだろう?

チャポンとも、茂みの落ちる音もしなかった。

近くには見当たらない。

俺の頭で弾んで遠くへ飛んでったようだ。

(後でネットで調べたら、175ヤード・パー3のショットがフックして河原に飛んできたボール、勢いのある玉だ)

ゴルフボールは帽子の上から当たったのに、皮膚が捲れたのか、最初は相当な出血だった。

着ていたパーカーと、シャツの襟元が随分と血で染まってしまいました。

しかし、流血していたものの、出血したのが逆に良かったのか、痛みがそれほどでもなかったのだ。

当たったのは、感覚の鈍い、馬の耳くらいの位置だ。

アホな私。

ここで、このまま首元真っ赤のまま、午後まで釣りをやろうかな。

痛くないし。

なんて思ってしまう。

それにしても、

ホールインワンより確率低いだろ!

ミスショットして、河原の釣り人の頭にボールが直撃するなんて。

打ったのは誰だか不明。

打った人が悪いわけでもない。

私はゴルフ場内にいたわけでもなく。

遊魚年券も所持している。

大怪我だったり、死んだりしたら罪をとえるのか?

不幸中の幸い、左頭部の流血で済んだが、当たりどころによっては、失明や死亡事故になっていたかもしれない。

大怪我や死亡事故だった場合、誰かに責任を問えるのだろうか?

それとも自業自得なのだろうか?

Geminiさんに尋ねてみた。

責任を問える部分。

ゴルフ場が川のほうにも防護ネットを張る責任があったかどうか。

玉を打ったプレーヤーが「ファー!」などの警告をしたか。

(崖下の河原にいたので私の存在はわからなかったはず)

しかし、私が釣りをしていた河原は崖下とは言え、コースのOB杭から10メートルも離れておらず、ゴルフコースの占有地だったのかもしれない。

こうなると、逆に私が悪いとも言われかねない。

でも、この辺りには夏には鮎釣りの人達も来る場所だ。

皆さん、気をつけましょうね。

ああ、死ななくてよかった。

アブドラ・ザ・ブッチャーになった気分でした。

痛みはないけれど、もしかして頭蓋骨の中(脳)に何か起きている可能性もなくわないので、ヘラ台片付け、帰宅しました。

12時に、もう帰ってきました。

もちろんオデコです。(涙)