2025年、最後の釣りに行ってきました。
ヘラブナ釣りのつもりの、マブナ、鯉釣り・・・
気持ちよく最後の釣りを終えようとした28日の午後。
ヘラ竿、
持って行かれてしまいました。
お魚さんに・・・
2025年最後の釣行でした
2025年の釣りは、ほぼヘラブナ釣り、1、2時間しか時間がとれない時はバス釣りとバスロッドでのシーバス釣りという近所の多摩川での釣りだけで終わってしまいました。
近所でも良い形のヘラが釣れることを知ってから、遠出する気が起きなくなってしまったのです。
ということで、最後の釣行も結局、多摩川のヘラ釣り。
ついこの間、つむじにゴルフボール直撃を受けたポイントの少し横にヘラ台を設置しました。
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初めてのダンゴエサ。ハリにエサが残っている気がしなかった。
今まで、ヘラ釣りを始めてから、『野釣りグルテン』『芋グル』『もちグル』しか使ったことがなかったのですが、
今回初めてダンゴエサを使ってみました。流れのあるところでも使えると説明書きに書いてあったので。
でも、なんだかフカフカのパラパラで、ハリにグイッと揉み込んで付けても、竿を上げた時、全くハリにエサが残りません。
グルテンエサだと竿を上げた時、少しエサがハリに残っていることがあるので、そのほうが私のようなビギナーには安心感があります。
ダンゴエサってこういう特性(バラけて魚を寄せる)っていうのは分かってはいるものの。
ハリにエサがない状態で延々とウキを見つめているんじゃないかと不安になるのは私だけでしょうか?
どうせ、ハリにはエサは残っていないだろう。
そう思ってポイントに仕掛けを放り込んだまま、
スマホをいじってしまいました。
竿から手を離して・・・
老眼鏡をかけて集中してスマホをいじっていると、
いきなりスルスルっと竿が直進していきました。
「あっ?!」
完全に気が緩んでいました。
歳のせいか、反射神経も鈍っている。
間に合いませんでした。
竿が遠ざかっていく。
沖の7、8メートル下流へかかった魚(たぶん鯉)が竿を引っ張っていきます。
16尺の竿を使っている時は竿の手元にあるストラップを付けているのですが、
今回使っている12尺の竿には、ストラップは付けられないし、竿止めリングも付けていませんでした。
河面に浮きながら私からゆっくり離れて行った12尺ヘラ竿は、
途中で傾いて一時、ヘラウキのように縦になって、その後ゆっくりと沈んでいきました。
その姿は、沈没していく戦艦大和のようでした。
それを眺めながら、何も出来ない私。
ハリにかかっている魚は今どんな状態なのだろう。
何キロも遠くへ行ってしなうのだろうか?
近くを泳いでいるなら、近くでヘラウキがピョコッと浮かんできてくれるかのしれない。
夏なら、ザブンと川へ入ってそこいらじゅう泳いで竿を探すところなんですが、12月では無謀です。
まだ2時半、作ったエサもたっぷり残っていました。
もしかして、掛かったままの魚が岸際に戻ってきて、浮かんだヘラウキを頼りにヘラ竿を回収できるんじゃないか?
と思い、
家に戻って16尺のヘラ竿と、バスロッドを取って釣場に帰ってきました。
ルアーでヘラ竿についた道糸を引っ掛けられないかなぁと思って・・・
もやっとした気分のまま、その後、亀を1匹と鯉を2尾釣りました。
その後、バスロッド+スプーンで、ボトムをあたりいっぺん弾いてみたのですが、ヘラ仕掛けの道糸は引っかかりませんでした。
そして、30日の夕方も、ヘラ竿が岸に打ち上げられているんじゃないかと、現場にスピニングロッドとタモ網を持って覗いてきたのですが、
・・・やはり、見つかりませんでした。
さよなら12尺ヘラ竿。
魚にも悪いことをした。
今、川の中でどんな状態になっているのだろう。
帰省する新幹線のシートで、YahooショッピングとAmazonでヘラ竿12尺を調べる私でした。