バスアサシンを買いに行ったが、見当たらなかったので・・・


家路に着く途中、電車で揺られながら、ふと大昔のバス釣りブームの頃、北浦でバスアサシンやスラッゴーのノーシンカーのトゥイッチングで子バスの数釣りしたことを思い出した。

そんな時代もあったねと・・・

楽しかったなぁ。

バスアサシン、スラッゴーを探しに量販店へ

日曜は早起きして、ヘラブナ釣りとバス釣りの2本立てにしようと企み、

前日の帰宅途中、246号線沿いの釣り具量販店へ向かいました。

ヘラブナ釣りのエサ「野釣りグルテン」と、バス釣りの大昔の楽しい釣りの記憶を多摩川で再現できないかなと思い、

バスアサシン、スラッゴーを探しました。

ない。見当たらない。

バスアサシンとか、スラッゴーとか、

私がバスフィッシングを始めた頃、愛用していたルアーたちは、もう店頭には見当たらない。

同じようなワームがあるか探してみた。

ノーシンカーで不規則なダートで食わせるタイプのワーム。

なんか、バスアサシンそっくりなワームがありました。

デプスというメーカーです。

もうコピー商品に見えなくもないのですが、バスアサシンとの違いは、小さな前ヒレが付いているのと、ピンテールではなく、テールが二股に別れているところ。

これでいい。これにしよう。

あの素晴らしい釣りよ、もう一度〜

薄暗いうちに目が覚めたのに、家を出たのは午後だった。

私の平日は4時半起床なので、いつものように暗いうちに目が覚める。

しかし、ヘラとバスの二刀流を企画していたのに、

体がうだうだと、

そして、起き上がれないままYouTubeを見てしまう。

『スパイxファミリー』と『東島は仮面ライダーになりたい』の、海外視聴者のリアクション動画を見るのが習慣になってしまったのだ。

ウダウダYouTubeを見ているうちに昼を過ぎてしまった。

もう午後1時だ。

たぶん心の病気なのかもしれない。

今から多摩川に行って、二刀流するには時間が短過ぎる。

ヘラ台をセッティングして竿掛けを取り付け、仕掛けを取り付け、練り餌に水を・・・

現場について、そんなことしてたら、釣り出来る時間はそんなにないな。

それに比べりゃ、バスフィッシングはほんと楽過ぎる。

家からルアーを結んだ状態で出かけるのだ!
(この前シーバス釣りにいったままのミノーがついた状態。)

多摩川のスモールは25メートルプールの広さにして何匹いるのだろう。

先週、同じポイントにバスではなく、シーバスを狙いに来ていました。(バスロッドだけど)

その時結んだままのミノーを広く扇形にキャスト&リトリーブしてみるもののなんの反応もありませんでした。

てことで、昨日購入したした、デプスのバスアサシンもどき、に、付け替える。

蘇る四半世紀前の北浦での思い出。

スピニングでノーシンカーをキャストする。

12ポンドのナイロン ラインが唸る!

飛ばない。

(今のバスフィッシングシーンがどんなふうになっているのか、もう私には分からない。)

着水後、ツン、ツンツンとトゥイッチングしてみる。

流れがあるので、ルアーがダートしてくれているか怪しいものだ。

当時の北浦とは違うのだ。

どこにキャストしてもそれなりに釣れるという。

多摩川のバスの密度はそれと比べりゃ、1/100にも満たないだろう。

25メートルプールの広さあたりに何尾いるのだろう。

(今の、霞や北浦は、今の多摩川より釣れないかもしれませんが)

そんなこと思いながら、

バスアサシンもどきを、2、3投したあたりで、

ステイしていたら、急にグンと竿先が重くなりました。

けっこうあっけなく、いいサイズのスモールマウスバスが釣れてくれました。

バスの下顎に、最近釣られたばかりのような赤い傷跡があります。

薄〜い魚影の中、何度もこのバスは、釣り人の満足感を満たしてくれているのだろう。

その後、一度のアタリもなく納竿した。

ミノー、スピンテールジグなどキャストしてみたが、11月末の多摩川は応えてくれず。

昏れかかった川原を歩きながら、柔らかな満足感を感じて家路に向かう。

2025年何度かの多摩川バス釣りで、釣果は2尾。

なのに、この満足感。

これでいいのだ。