釣りの道具を台風被害で失わないためにしておくこと

コツコツと集めた大切な釣りの道具たち。

台風のために、強風や増水による被害は、想像を上回ることがあります。

そんな時、自分の大切な人たち、そして、大切な釣りの道具を守る対策をしておくことは重要です。

大切な思い出を無くさないように。

私は、2019年の10月13日に台風19号をまともに喰らい、

釣り具と釣りに関する書籍、釣果を写した写真のアルバム数冊etcを失いました。

なので、この記事は、私の失敗の経験から感じた、

「こうしておいたらよかった」という反省からくる記事になります。

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釣りの道具を台風被害から守るためにしておくこと

釣り道具を台風の被害から守るためにしなければいけないことは、どれだけ釣りに入れ込んでいるかによって変わってきます。

そして、水害対策もその釣りへに取り組み方によって変わります。

以下に示した対策。あなたの状況に当てはまりますか?

  • 川や海の近くに住まない
  • 1階や地下には保管しない
  • 必要のない釣具は溜め込まない
  • レンタル倉庫を借りてしまう

川や海の近くには住まないようにする

大好きな川、大好きな海辺に暮らしながら、ちょっとした時間があれば、散歩をするような気持ちで水辺に向かいロッドを振る。

このような暮らしは釣り好きにとっては夢ですよね。

私も、ちょっと給料が上がった若い頃、この「川の側に住みたい」という夢を叶えました。(賃貸ですが)

現在、気象の変化が著しく、台風やゲリラ豪雨による水害が、毎年のように頻繁している印象があります。

なんだか、ひと昔のような、

川や海の側に暮らすというロマンティックな風景は、危険と背中合わせというネガティヴ な側面がクローズアップされてきました。

実際、私は2019年10月12日、台風19号襲来で、多摩川から押し寄せる泥水によって床上浸水してしまいました。

川の近くに住む計画ならハザードマップをしっかり確認してからにしよう

国土交通省が運営するハザードマップポータルサイト

川の近くに住むなら、ハザードマップをしっかり確認して、海抜を調べて、川が決壊したり、溢れる可能性を調べてからにするべきです。

釣り具だけではなく、命の危険性さえあります。

今回の台風で私は、窓のサッシの下とドアの下の部分から、水が部屋の中へと入って来るのを目のあたりにして、命の危機を覚えました。

すぐに釣りに行けるからと、安易な気持ちで住む場所を選ぶのは2019年現在の日本では本当、ヤバいです。

それでも、川や海の近くに住みたいのならば、かなり高台になっている所を選ぶことになります。

渓流などは、谷になっていることが多く、山の高いほうに住むことはできるでしょう。

里川的な流れや、平野の川、都会の三面護岸の川のほうが危険です。

海も砂浜から離れると丘になっている所が案外多いものです。

あえて川や海を選ぶならそんな場所を探すべきでしょう。

遠い昔、好きだった女性が、

「川の側に住みたいなぁ…」とぼそっと呟いたのを聞きました。

偶然、私も、その前の日に、自分が川の側に住みたいという会話をしていました。(彼女がそのことを知っていたか分かりませんが)

私は、彼女がそう呟いたのを聞いて、体がなぜか熱るのを感じました。

川の側(そば)=水害、なんて発想がなかった。

20年以上前の、ロマンティックな思い出です。(妄想かもしれません)

建物の1階や地下には釣り具を保管しない

床上浸水。

体験してみないと恐怖は分からないかもしれません。

私は、浸水してもくるぶしくらいなもんだろうとタカを括っていました。

ところが、そこからの水位の上昇が早かったのです。

ドアの郵便受けの高さまで水位が上がりました。

下駄箱の上のタックルボックスは無傷でしたが、

床に近い場所に保管していた。エサ釣り用の道具箱や、巻いたフライを入れたフライボックスやのマテリアルが入ったケースが水没してしまいました。

ボックスを開けた時、下水の水がケースに溜まっていて、

乾かして使おうという気が起きませんでした。(結果、災害ゴミへ)

フライのマテリアルも、いくら鳥の羽と言っても、皮がついてますから、下水に浸ってしまってはアウトです。

そうです。

台風による川の氾濫なのに、部屋の中に入って来るのは下水の水なのです。

川となった家の前の道路では、底のマンホールがある位置から、ボコっボコっと下水が上がってきました。

川の水だけなら、釣具が濡れるくらい我慢できるかもしれませんが、下水の水に釣り具が浸ってしまうと洗って使う気になりません。

下水に濡れて使えなくなった釣り具を捨てて残った物たち。

必要のない釣り具を、ため込んでいませんか?

あれもこれもといろんな釣りをやっていると、いつの間にか膨大な釣り道具が溜まってしまいます。

「自分の持っている釣具に、必要のない物なんてない。」

私もそう思っていました。

しかし、浸水被害を受け、水の溜まった釣具のボックスを開けた時、

あ〜、ダメだ。捨てよっ。(涙)

うあ〜、これも終わった…捨てよっ。(涙涙)

と、なりました。

しかし、その被災ゴミになった釣りの道具の一つ一つは、5年も6年も使っていない物ばかりでした。

海釣りは、ルアーしかやらないのに、カレイやイシモチ釣りの仕掛け。体量のナス型オモリやジェット天秤など。

船釣具もやらないのに、竿掛け、カワハギ釣りの竿などなど。

思えば30年ほど前に勤めていた会社の社長に貰ったものがどっさり。

当時はうれしかったのですが、ジャンルが違っていて、結局使わずじまい。

出来合いの仕掛けなどは、ビニールのパッケージに厚紙が使われているので、濡れるとアウト。

ダメになった釣具を見て、もっと早く手放してもよかったなと思いました。

今は、オークションやら、中古買い取りやら、処分の方法はけっこうあります。

未来の災害に向けて、身軽にしておくのは悪いことではありません。

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レンタル倉庫を借りてしまう手もある

あなたがちょっと裕福で、スキーだスノボだ、ゴルフにキャンプ、そして、ルアーもフライも投げ釣りもと、多彩な趣味を持っているなら、

全てを自宅に保管するのはけっこう厳しいのではないですか?

いや、それほど多くの趣味を持って居るなら、自宅に保管する場所くらいあるか…。

しかし、あなたのお住まいが低地の水没危険エリアなら、

大切な趣味の道具や、思い出の品は、

場所を分散させて保管すべきでしょう。

安全な実家や、レンタル倉庫など。

指示するだけでトランクルームから荷物を配送できる宅トラ

思い出の写真はデジタル化しておく

ケータイやスマホが、一般に行き渡る前の時代、私は

釣った魚たちを

「写ルンです」

で、撮影してアルバムに残していました。

それらも今回の台風19号で水没し、ゴミとしてサヨナラしました。

しかし、幸いなことにこのブログを始めたことによって、

プリントした思い出の写真を

スマホで撮影してブログ記事のアイキャッチとして使用するために、そのほとんどを画像データにしてサーバに残しておけたのです。

フィルムやプリントは消えてしまいましたが、なんとか思い出はキープされました。

あなたも、タックルとは別に、大切な釣りの思い出の写真などはバックアップをとって別の場所に保管しておくことも考えてもいいかもしれません。

万が一水害で被災したら罹災証明書を役所で申請しましょう

あなたが、災害保険に加入していれば、被災で失ったり壊れたりした釣り具が保証される可能性も残されています。

保険会社に対して、被害を証明するためには、役所で罹災証明書をもらう必要があります。

罹災証明書をもらうためには、被災による損害を証明するための検証が必要になります。

しかし、写真を撮っていれば、役所の担当者にそれを見せた段階で、罹災証明書を出してくれる可能性もあります。

損害保険の中には「釣り保険」というものもあるようですが、なかなかそこまでは…。

とはいえ、川を憎むことはできません。

おさないころから親しんでいる釣りです。

歴だけ長くてテクも知識も初心者とさほど変わりませんが、

やはり釣りという遊びによって、川と海から受けた恵みは、私にとって計り知れなく、

とても川(海)を憎む気にはなりません。

この二十数年、私と遊んでくれてありがとうと、多摩川さんには言いたいです。

しかし、あなたは、大切な体と大切な釣具と、その思い出を失わないように願うばかりです。

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