忙しい毎日の、不意に訪れた一瞬のチャンスを逃さない、テレスコピックな生き方。
それは、とてもシャレオツな生き方かもしれません。
バッグの中にはいつもリールと振り出しルアーロッド
釣りがしたくてたまらない。
でもまったく行く時間がない。
「釣りがしたくて気が変になりそうだよ」というあなた。
通勤バッグの中に、リールと振り出しルアーロッド 、それに、2、3個のルアーを忍ばせておくことは可能ですか?
仕舞い寸法の短い渓流竿でもいいかもしれません。
今は、固形ブロック状の鮒釣りのエサもあります。
不意に訪れた釣りのチャンスを逃す手はありませんよ!
こんなときにタックルが手元にあれば釣りが…
家の近くに釣り場はないけれど、毎日、通勤途中の電車から見える川の流れ…キャストしたい。
出張先のホテルの窓の外を見ていると、そこを流れる小規模の川で、小魚がチェイスされている光景が!
そしてバシュッ!!というボイルの音が!!
あなたは、その光景を、そのチャンスを見過ごしたままでいいのか!! なんちゃって。
テレスコピックロッドが通勤カバンの中から参上!…するのか!?
滅多に来れない伊豆箱根…だから
会社の社員旅行が箱根だった年がありました。
小さな会社の社員旅行、酒が飲めない私は、宿のチェックアウト後、自由時間、現地解散ということ聞き、宴会グループから離れ、ある計画を立てたのでした。
あれあれ?
私のバッグの中には、なぜだかリールと振り出しルアーロッドが!!!
せっかく、滅多に来れない伊豆箱根に来たのだから、「もしかしたら釣りができるチャンスがが…」を考えて準備は怠りません。(社員旅行中に何やってんでしょう!下戸は辛いんです。理解のある社長でよかった)
「箱根からの釣り」で考えられるパターンは
- 芦ノ湖でバス、トラウト
- 早川での渓流釣り
- 海側へ行ってルアーライトゲーム
午後からの行動ということで、芦ノ湖まではちょっと帰りがつらい。
早川はもう10月14日ですでに禁漁。
残るは東伊豆でのお手軽ソルトウォーターライトゲーム。
小田原駅からひとり帰京方面とは逆の伊東へと向かいました。
前にメッキ狙いで伊東港を訪れた事があったので、夢をもう一度とチャレンジです。
今回は伊東港の、海に向かって右手奥側にある船溜りでソフトルアーで根魚を狙ってみた。
結構、水深があるのだけれど底の岩の状態やウィードが確認出来るのが新鮮で嬉しかった。
東京湾奥の水色とは明らかに違うエメラルドグリーン(大げさか)。
その頃、ビデオ 『田辺哲男のエコギアエキサイティングソフトルアー』が私の教典だったので、教典の教えに習って、エコギアが着底した後、リフト&カーブフォール&着底を繰り返してみました。
すると! きたぞ!
カサゴちゃん!
しかも自己最高記録と思われるサイズだ!
上州屋さんで買っておいてよかったリョービの振り出しルアーロッド(その頃はまだリョービの釣り具は上州屋に譲渡されていませんでした。2000年9月20日に上州屋に譲渡)
クッキリと底が見えるのではなく、ぼんやりと底が見えるところと水色の厚みで底が見えなくなる境界が良ポイントになると感じました。
これは、小さな渓流でのフライフィッシングでの釣れるポイントと似ていると後で気づきました。
釣果はこのカサゴ1尾のみ。
こんなお手軽ポイントにそう何匹も残っていないでしょう。
写真を撮ってリリースし、釣り場を後にしました。
エグゼなアーバンフィッシング、あなたにそれをやる勇気は!
あなたの仕事場の近くに水辺はありますか?
東京湾岸、たとえば品川辺り、高浜運河周辺で仕事されている人なんかは、昼休みにスーツを脱いで20分だけルアーをキャスト!
なんて出来そうですが、同じ部署の女性に変な人と思われますかね?
それとも上司に見られたら出世にひびく?
空いた、僅かな時間に周りを見渡して、バッグからテレスコピックロッド。
まるでゴルゴ13釣り師。
さあ!チャレンジ!
関連記事
●電車釣行、憧れの南伊豆 下田港でのルアーライトゲーム
●ソルトルアーライトゲームに外道はいない!多種目釣りの楽しさ