電車釣行シーバスマンはタモ網持たず自作のギャフで

岸壁でシーバス釣りをやりたいけれど、あの大きな玉網を持って歩くのがちょっとなぁ、と感じているのは、私だけではないと思います。

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魚の匂いを気にせずに電車で帰ることができる、玉網に変わるウェポン開発!

電車釣行で魚の匂いが着いたタモ網を持ち歩いたり、リュックの中に入れるのは、他人の迷惑を考えると、ちょっと気が引けます。

大物を釣った後、タモ網を洗う場所が見つかるとも限りません)

私は、バイクでのシーバス釣行時に、湾奥にナイスな岸壁ポイントを見つけたのですが、ハンドランディングするには水面との距離がありすぎる。

タモ網は荷物になるので持ち歩きたくない。

そこで私は貧乏人なりに考えた。

手持ちの素材で、タモ網を使わず大物の魚を取り込める道具を自作できないものかと…。

そして、あみだした(網いらずだけにw)のがコレ!

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名付けて、

ちょい投げ竿風ロープギャフ1号

だっせー‼︎

うるさい‼︎ こいつは重宝したのだ。

マイカー釣り師さんだって、電車釣行で釣り場にタモ網を持っていけない時があるかもしれません。

そんな時も即席で自作できるのがこのちょい投げ竿風ロープギャフ1号です。

●材料

  1. 980円とかで売っているちょい投げ振出竿
  2. 水糸(工事現場で使う黄色い網糸です。)
  3. タックルボックスに眠っている大きめのトレブルフック(トレブルでなくても、なんでもいい)
  4. ヘビキャロシンカー(無くてもよい。しもり浮きのデカイのでもよい)
  5. フックカバー

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●作り方

作り方は簡単。

ファミリーちょい投げ竿のガイドに、トレブルフックを結びつけてヘビキャロシンカーを通して固定した水糸を、ガイドに通して、竿を伸ばした時に扱いやすい長さに切って竿のグリップ付近に結びつけるだけです。

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●使い方

玉網を持って行かずに済む、このスーパーウェポン。玉網より使いにくかったら意味がありません。

さて、どうやって、ビッグシーバスを取り込むのでしょう?

ベーシック編

まあ、タモ網と基本的には同じです。

背負ったリュックに差しておきます。

魚がヒットして、「こりゃぬき上げられんわ!」となったらちょい投げ竿風ロープギャフ1号の登場です。

リュックから取り出し、先に付いてるフックカバーを外し、スルスルっとファミリー竿を伸ばします。(水糸はグリップ部分にぐりぐり巻いていると、竿が伸ばせないので、おおざっぱに巻いて、ロッドベルトで留めておくとよいでしょう。バーゲン品のフライリールを取り付けるのも手です。)

伸ばしたちょい投げ竿風ロープギャフ1号の先のフックを、疲れて動きが緩くなった大物ちゃんの口に掛け、後は玉網での取り込みと同じ要領で引き上げます。

と言ってもフック一本で抜き上げるワケですから指の火傷や裂傷に注意しましょう。

グローブか軍手があったほうがよいでしょう。

フックを掛けてから、そのまま縦に引き上げるか、ファミリー竿部分を縮めてからロープでやりとりするかはあなた次第。

だって私はこれで2回しか、取り込んだことがないんですから。

わかりませんw

●問題点

かっこ悪い。

これ、はかっこいい釣り師、いや、アングラーを目指してる人には問題ですよね。

しかしそんな人はこのページは見ていないでしょう。

これは、小遣いの少ない小学生シーバスマンや、電車釣行釣り師に送るお助けアイディアなのです。

自作の楽しさを知らず、プレミア品ばかり追い求めているのは寂しいですよ。

ちなみに私は、誰もいない真夜中の岸壁で使っていたので、ひとめは気にしませんでしたw

●展望

この、かっこよく名前を変えるならば『コンパクト・ロッド・ロープギャフ』は、このコンセプトを使って、デザイナーがちゃんとしたモノを作れば、商品になるアイディアだと思います。

パテント取れたら嬉しいですよね。私はする気はありませんが、(ていうか、ここで発表してしまったし)ダイワさんか、シマノさん、是非どうでしょう。

●メバリングの時の、不意のシーバスランカーに備えて。

ライトタックルでメバル釣りをしている時なんかに、突如としてランカーシーバスがかかったり、…しませんよね。でも、わかりませんよ〜。

そんな時に、これを作ってリュックに忍ばせておいてください。役にたつと思います。

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