伊勢正三さんの「さよならの到着便」と京浜運河シーバス釣り

釣りをする時や、釣りにいく途中に音楽を聞いたりすることはありますか?

京浜運河でシーバス釣りをしていると、都会の美しい風景を見て心が揺さぶられる時があります。そんな時に聞いてほしい、私のオススメの曲があります。

京浜運河シーバス釣り師御用達の1曲です。

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羽田周辺で釣りをされる方にオススメの曲

京浜運河でシーバス釣りをしていると、ナイトゲーム、デイゲームを問わず、ふと、センチメンタルな気分になることってありませんか?

京浜運河周辺の、大都会の風景を見ながらキャストを繰り返していると、孤独な気分を味わいたくてシーバス釣りに来たはずなのに、ほんとに淋しくなってしまって、「なんでオレこんな事やってんだろう」なんて思う事がまれにあります。ないですか?ないですよね、ふつう。

羽田空港から飛び立つ旅客機を眺めながら、遠い昔の失恋を思い出したり、お台場や、浦安に見える打ち上げ花火を見ながら、数年前はあの娘と二人で見たなぁ。今どこで、どうしてるんだろう。幸せに暮らしているのかなぁ。

ビュッ(ルアーをキャストする音)

そんな時にオススメの曲があります。

伊勢正三さんのさよならの到着便という曲です。

少し肌寒くなった時期に、京浜運河、特に天王洲アイル辺りで聴くとシチュエーション的にガがっつりハマるラブソングです。

『さよならの到着便』この歌の歌詞には、東京湾奥京浜運河シーバス釣り師なら、グググっと、頭の中に映像が浮かんでくる言葉が散りばめられています。

作者の伊勢正三さんは、もしかしてシーバス釣り師なのか?と思った程です。

現在、伊勢正三さんはCSの釣りチャンネル『釣りビジョン』に出演する程のフライフィッシング好きとして知られていますが、この曲を世に出した当時(1993年6月)はまだフライフィッシングはやっていなかったと思います。(もしかして、シーバス釣り師だったのかな?なわけないかw)

ここからは、歌詞の解説です。この曲を聴いた事がある人は思いを共感しましょう。聴いた事がない人はイメージしてください。

著作権の問題がありますので、歌詞は掲載できませんので、断片的な場所や単語で解説します。

歌の舞台は、竹芝桟橋辺りから羽田空港、横浜港辺りまでの東京湾奥と京浜運河周辺

『なごり雪』『君と歩いた青春』の続編?

若い頃、付き合っていた彼女に、自分が原因で別れを告げられて、彼女は故郷へ帰り結婚した。その昔の恋人が、東京に戻ってくると連絡をくれた。

歌の主人公は、彼女を出迎えに羽田空港へ向かう。何年ぶりかに会った彼女のくすり指には指輪がない事に気付くが、慰める資格がない。

主人公は、傷心の彼女を自分の車で送ろうとするが、彼女はモノレールを選ぶ。

歌の中には京浜運河辺りをデートした昔の思い出が散りばめられています。

  • 冬の桟橋」は竹芝桟橋か芝浦のレインボーブリッジ下あたりか?
  • 工場の煙」は、東電川崎火力発電所かな?
  • 螺旋の倉庫」は東扇島B棟倉庫の事かな?
  • 貨物船ばかり浮かべた港」は横浜港

などなど、東京湾奥京浜運河シーバス釣り師には覚えのある風景が歌詞に次々に出てきます。

そして、歌のクライマックスでは、モノレールと首都高が並走する「鮫洲」から「天王洲アイル」辺りまでを、彼女が乗ったモノレールと同じスピードで車で走り、首都高とモノレールが離れる芝浦辺りでふたりもさよならする。という切ない歌です。

もしあなたが、車で釣りに行っているのであれば、この首都高のこの辺りを通る時は、この曲を掛けてください。その時は、こういうのですよ。「ちょっと静かにして…

この『さよならの到着便』は伊勢正三さんの名曲『なごり雪』(かぐや姫)『君と歩いた青春』(風)の続編のようにも感じられます。自分のもとを去った彼女に会うダメな男の歌です。

この曲が入ったアルバム『海がここに来るまで』が発売されたのは1993年6月18日です。この約3.5ヶ月後1993年9月27日には、新国内線ターミナルビル(ビッグバード)が運用開始になり、歌詞の中に出て来る「粉雪が降る駐車場」など、今も存在するのか、飛行機は人生で3往復しかしたことのない私には分かりません。

本当に名曲です。ハードロックしか聴かない方もたまにはいいですよ。

京浜運河でモノレールの見えるポイントでシーバス釣りをする時は、スマホか音楽プレーヤーに入れて聞きたい、私のオススメの曲です。雪が降っていたらなおハマります!

伊勢正三『さよならの到着便』

アウトロの『泣きのギターソロ』は知る人ぞ知るギターの名手、伊勢正三さん本人によるインプロビゼーションです。

伊勢正三 さよならの到着便【レコチョク】

伊勢正三 さよならの到着便【Amazonデジタルミュージック】

後記)

歌にはひとそれぞれの受け取り方があります。

私はこの歌のストーリーは主人公の男が、上京した昔の恋人を、羽田空港へ車で迎えに行ったものの、結局送ってもらうことを拒まれて、モノレールに乗った彼女を首都高から見送った。と読んだのですが、もしかしたら逆で、昔は、JR浜松町駅辺りから羽田空港の駐車場が遠くに見えたのかもしれません。

そして、上京したものの結局故郷へまた戻るため羽田へ向かうモノレールに乗った彼女を、首都高から車で並走して見送った話なのかもしれません。

このほうが車の進行方向的には合ってる気もするんですよね。

伊勢さんの歌は、深い。

すいません曲聴いてないひとには、何が何だかわからないこと書いてしまいました。

追記 2015.9.19
最初にこの記事を書いた時には貼ったストリートビューに、モノレールが写っていたのに…消えている。

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京浜運河でのルアー釣りが広範囲に禁止に

ここからは追記です。

ネット情報で、京浜運河でのルアーフィッシングが禁止になってしまったことを知りました。

京浜運河でルアーをキャストしながら、伊勢正三さんの「さよならの到着便」を聴いて欲しいという、私の、みなさんへのオススメは叶わぬ事となってしまったようです。

たしか、石原都知事の時代に、京浜運河周辺でのシーバス釣り大会をしていた記憶があるのですが、ルアー釣りができなくなってしまった事は残念でなりません。

もし、京浜運河にハゼ釣りにでも行く事があったら是非、モノレールを眺めながら、「さよならの到着便」を聴いてみて下さい。

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コメント

  1. みぃ より:

    「さよならの到着便」という題名ですよね。「到着便」と言ってるのですから、最初に解釈された通り、羽田に着いてからのいきさつを歌った歌だと思います。

  2. みぃ より:

    1曲目の「ほんの短い夏」も名曲ですよね。アルバム「海がここに来るまで」は名曲揃いだと思います。
    どのくらい空港に滞在したのかわかりませんが、彼女のほうは男にそんなに思い入れもないようですから、あまり長居しなかったんじゃないかと思います(笑)
    「さよならの到着便」はいい歌詞とメロディで、大好きな曲ですが、突っ込むべくは、モノレールと並走して、気づいてくれないと嘆いているところ。しかし、気づかれないほうがいいと思ってしまいます。気づかれたら、彼女のほうはドン引きなんじゃないかな…(笑)
    「さよならの到着便」も「このままずっと」も「涙憶」も、全部他力本願。よりを戻したいと思っているのに、自分からは言わない。彼女からの働きかけを待ってる。そんなじれったい男をよく描いていて、ぼくは大好きです(笑)

  3. 502 より:

    テーマと関係なくて申し訳ありません。
    びっくりしてます。自分の釣りの生い立ちと似すぎてて。
    父親の仕事の関係で多賀城に住み加瀬沼、七ヶ浜の沼でルアーを覚えその後東京に出て
    今では、バスやらシーバスやら楽しんでます。
    仕事で松島に行ったときはソフトルアーで、マゴチ、ソイ連発してきました。
    どこか釣り場でご一緒できたらたのしそうですね。

    • ノッポおじさん より:

      502さん、コメントありがとうございます。
      お〜!! 嬉しいですね!! 多分、多賀城の釣り少年として同じような体験してると思います。私は全然釣れませんでしたが。
      七ヶ浜の沼というと、私も中学生時代(1980年辺り・・・大昔)、七浦堤の雷魚を狙いにたまに行きましたよ〜。(ここでも釣れませんでした)
      阿川沼にもバスがいるんですよね!(笑われそう)
      この間、ヤフーニュースで見たのですが、仙台湾だったか松島湾だったか、ヒラメの漁獲高が上がっているとか!
      最近は余裕がなくて、最近は多摩川で少しの時間スプーン投げるぐらいで、思い出ブログでお茶を濁してます。
      多賀城の釣りの思い出もネタが切れてしまいましたが、たまにひねり出して書いていこうと思っています。
      ありがとうございました。

  4. ノーバイト より:

    のっぽおじさん。
    はじめまして、偶然ブログ拝見しました。
    私、七浦堤のそばで育ちまして1980の頃雷魚狙ってた方がいたとは思いもよりませんでした。私も昭和ですがなんか嬉しくコメントさせて頂きました。

    • ノッポおじさん より:

      ノーバイトさん、コメントありがとうございます。七浦のそばで育ったなんて、いいですね。
      多賀城のルアー少年にとって雷魚釣り場は、当時、加瀬沼と七浦堤しかありませんでした。(ですよね?)
      七浦の雷魚は今も命を繋いでいるのでしょうか。七浦はヘラ釣り場としてもいい池?でしたよね。
      中学生の頃、雷魚は釣ることはできませんでしたが、ヘラを釣らせていただきました。