鮎の友釣りルアーに興味を持ったばかりの新参者の私ですが、この鮎ルアー友釣りチャレンジを始めて、恥ずかしながら、
現時点で5回の釣行で、釣果0の日を続けているわけであります(泣)。
そんな状態なので、今一度、自分に鮎が釣れない理由を振り返り、何が必要かチェックしていきたいと思います。
あなたが、身近な川で鮎の友ルアーをやる時の参考になったら嬉しい限りでし
す。
本当に鮎はいるのか?
私が釣りに行っているのは、主に東京と神奈川の県境を流れる多摩川。
その下流に近い中流、二子玉川の旧二子橋周辺です。
鮎釣りのエリアとしては多摩川で最も下流域になります。
鮎は、います。川崎漁協が鮎の入漁券を出しているのですから、いないわけはないのです。
YouTubeの動画サイトでも、コロガシ釣りでは大漁でしたし、川で出会ったお爺さんもけっこう釣っていました。
ということが確認できているので鮎はいます。
友釣りで釣れる鮎はいるのか?
問題はここです。多摩川の旧二子橋から等々力の辺りまでが、この川の鮎釣りの最下流域と考えられます。
なぜにその鮎たちは下流域で生活しているのだろう?
多摩川の丸子橋下の調布取水堰では、春には稚鮎が遡上して来て堰を超えて上流へ向かいます。
漁協の人達も手助けして、稚鮎を一旦捕獲して、堰上よりさらに上流にワープ放流させたりしています。
そのようにして、鮎は清流、そして渓流と呼んでもいいような流れまで遡上して行きます。
しかし、なぜでしょう、丸子橋の堰からほんの1km、2km程度の流れでにも鮎が生息しています。
清流と呼ぶには、やや汚れている中流域です。
この生息域最下流にいる鮎は、遡上の過程で、
「めんどくさいから、オラはもうここで生きていくだ!下流でじゅうぶん幸せだ!」
とでも感じたのでしょうか?
ちょっと、調べてみましょう。
これは四万十川の鮎について書かれたものです。
遡上する上限は、遡上量が多い年には上流へと広がり、少ない年にはあまり上流まで上らない傾向があります。四万十川では昭和30年代までは東津野村までは遡上していたのですが、近年では窪川町が天然遡上の上限と言われています。早期に川に入ったものは中・上流部にまで遡上するが、5月以降に遡上したのものは下流部にとどまる傾向があります。
多摩川に、当てはまるかどうか分かりませんが、
遅れて遡上する鮎が下流域で生活するようです。
遅れて遡上してくるのだから、ワンテンポ成長が遅れている可能性もありますよね。
上流の鮎はすでに縄張りを持ち始めているが、最下流域の鮎はまだ群れ鮎の状態だとか…。
無理矢理、自分のオトリルアーに鮎がアタックしてこない理由を探しています(汗)
私が導き出した答え
二子橋より下流域の鮎は、まだ縄張りを持ち始める前である
って今日は7月25なんだけど…。
8月が来れば、この辺の鮎たちも黄色くなって、縄張りを持ち始め、自体が急変するかもしれない。
もう少しの辛抱だ。(ほんとか!)
まあ、この二子橋周辺の鮎釣り師さんはコロガシ釣りばかりで、面白いはずの「友釣り」をしないことを考えれば、友釣りでは結果が出ないのかもしれない。(オトリ鮎屋がないという理由もあり)
(このブログを見ていただいた、多摩川をよく知る鮎釣り師の方のコメントでも、友釣りはもっと上流へ行ったほうがいいというアドバイスをいただきました。)
自分が見たことがないだけで、二子橋より下流域で友釣りをしている人がいるかもしれない。
ちょいとググってみましょう。
「多摩川 最下流域 友釣り」とワードを打ち込んで、2、3ページ確認するも、該当するような情報はありません。
「二子玉川 友釣り」「第三京浜 友釣り」などで検索してみましたが、2012年の記事で、15年前に二子玉川で友釣りをしたことがあるという記事が、検索結果2ページに出て来ましたが、釣果は不明です。
まとめ
- 最下流部に生息している鮎は、一番最後に遡上して来た稚鮎が止まったもの
- 二子玉川から下流での鮎の友釣りを積極的にやっている釣り師はいない。
遅れて遡上してきた鮎だけに、何か糸口があるかもしれない。
ないかもしれない。(???)
鮎釣りシーズンも中盤ににきています。
未だ釣果無し男の考察でした。
2017.11.2の追記
2017年は10月の終わりに大きな台風が2度ありました。
1度目の台風では多摩川は大増水し、水面が、河川敷のグランドの高さを越えるほどでした。
こんな、鮎の産卵の時期に勘弁してよ!
と、来年の稚鮎の遡上数を心配してしまうように私もなってしまいました。
11月2日の午後に、フライでオイカワでも狙って見ようと、多摩川に行ってみたのですが、水がまだ軽く濁っていて、平水には戻っていませんでした。
水面のフライラインを見ていると、5分に1回ぐらいに、黒ずんで死にかけた「落ち鮎」が流されていきます。
無事に産卵行動を終えて人生を終えた鮎なのだろうか?
気づいたことは、死にかけて流されてくる鮎がそんなに大きくないということです。
みな、13〜15cmほどに見えました。
キープサイズに満たないまま一生を終える鮎が、多摩川にはけっこういるようです。
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コメント
こんばんは。
多摩川で友釣りしてるおじさんです。
リールの付いたロッドでは釣った事はありませんが、ルアーでも釣れます。
ただ、ウェーディングは必要かと。
カツイチのリアユのサイトは有効だと思います。
キャストしてクロスで探るのもありです。
ルアーロストは有りますが(笑)。
コメントいただきありがとうございます。釣果0の邪道初心者の記事、本物の鮎釣り師の方に読んでもらえて感動ですが、顔から火が出そうです(汗)。そしてアドバイスありがとうございます。あっという間にルアーが横に流れていくので、攻撃してこないんじゃ?と感じたのですが、キャスティングでも釣れると聞いて、まだ、粘ってみたいと思います。リアユのサイトも見てみます。ありがとうございました。
たびたび申し訳ないです。
画像も拝見していますが、イカリのハリスが長すぎます。長くても指4本で良いかと思います。
幸運を祈る(笑)。
ありがとうございます!貧乏性なもので、ハリスのコブを買ったままのギリギリに作っていました。短くしてやってみます!
まず第一に第三周辺や二子玉川あたりは鮎がなわばりとして守ろうとするような、よい石が少ないのだと思います。(友釣りで釣れないわけではないです。忍耐が必要かと)個人的には二ヶ領上河原堰下がおすすめです。ここはテトラ工事の際に出た、コンクリートのガラが多く沈んでいて友釣りには向いています。
慎太郎様コメントありがとうございます。やっぱり、「石」がキーポイントなのですね。休日にちょっと電車釣行で二ヶ領上河原堰下を見学してみたいと思います。オトリルアー1個では心もとないのでミノーの改造準備をしようかと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=vNvHkDYeNEU&t=153s
YouTubeで見つけた動画、ここは二ヶ領上河原堰下ポイントよりさらに数百メートル下流、中野島住宅のあたりかと。このあたりは湧き水が出ていて良い型の鮎が多くいます。ここもおすすめです。
デカいですね!流れも二子玉周辺とは大分違いますね。底石の感じも。ここに、ごちゃ混ぜタックルで参戦するのは、かなり恥ずかしい気もしますが、もし行ったら目立たないところでやってみたいと思います。情報ありがとうございました。
縄張りを持ち攻撃してくる鮎は少ないと思っています。鮎ルアーに掛かる鮎は、じゃれ鮎と群れになじんだ鮎ルアーに掛けバリがたまたま接触したときではないかと推察しています。偏光グラス越しに群れを発見しましたら、しばし観察してみてください。10時14時16時付近に乱れ食む地合があり、そのときにルアーが群れになじんでいれば、高確率で掛かります。
押しの強い瀬があれば、背肩付近でラインに錘を付け底にルアーを沈めておけば良形が掛かるのですが、下流域ではポイントがないですかね。
私は、多摩川支流で釣れたり釣れなかったりです。更新楽しみにしています。
thth様、貴重なアドバイスありがとうございます。群れ鮎にルアーを馴染ませて釣る方法、まったく頭の中に無かった発想です。鮎釣りって本当に奥の深い釣りですね。ダイワ友ルアーでは、大きい気がするので、ミノーの鮎カラーで、やってみたいと思います。ありがとうございました。
こんばんは。
久しぶりにブログ、アップしました。
参考になれば・・・。
http://yuzuyuzu223.naturum.ne.jp/e2963577.html
yuzvpapa223s様、ブログ拝見しました。 増水でもアユ、釣れるんですね。8/16に 川を見に行ったら、コーヒー色に濁っていて、諦めて、リバーシーバス狙ったら、向こう岸の草にルアーが引っ掛かってルアーをロストしました。(涙)