ナイロンラインをシーバスフィッシングに使う理由

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先日、とあるソルトウォーターに特化した釣り具屋さんを覗きに行きました。

目的はナイロンラインを購入するためです。

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 シーバス用ナイロンラインが店頭に並んでいない?

お店に入り、トロトロと店内を眺めながら、雰囲気を味わいます。「昔はよく買い物していた→今は全く買えない」という経済状態と悲哀を改めて確認する私。

そして最後に、ラインの陳列コーナーの前に立ちます。最近酷くなった老眼で、パッケージがハッキリ見えません。

「ナイロン、ナイロン…。ん?見当たらない。」

シーバス釣り用途のナイロンラインがどこにもぶら下がっていません。

またしても私は、浦島太郎気分です。シーバス釣りのメインラインは現在はPEって事でいいですか?みなさん。

上○屋さんで買い物をした時に気付かなかった事実を突き付けられた気分です。

ズボラ(ルア)ーマンはPEが苦手

ここで、PEラインを買う事に変更…。するかと思えばそうでもないのです。

以前に一度、シーバス用PEラインと銘打ったラインを使ってみたのですが、ずぼらで面倒くさがりの自分には、どうもストレスになって使いにくかったのです。

突然、「ガチャッ」とガイドを突っかかって出て行くライン、気が付けばラインの途中に変なコブや輪っかが出来ているとか…。

まあ、使っているリールも90年代の物だし、ライン性能にリールがついていけてないのかも知れませんが。

という事で、ここは最初の目的どおりに、ナイロンラインを買うのです。

ナイロンラインは陳列コーナーにぶら下がっておらず、引き出しの中にありました。

選んだのは12lb。えらい中途半端?ですよね。

おじさんは、バスロッドでシーバス釣りをお気楽に楽しむタイプなので、ルアーは直結です。ショックリーダーは使いません。

最近のバスロッドのフジガイドのトップガイドはやたら直径が小さいので、リーダーシステムを作ってストレスなくキャストするのは無理と判断しました。

ナイロンとボロギター

大昔の話、中学生の頃、家に、貰ってきたオンボロのクラシックギターがありました。当時はJ-POPは「ニューミュージック」と呼ばれておりました。

「アリス」「やかぐや姫」「風」に憧れて、フォークギターが欲しかった私ですが、家にあるオンボロクラシックギターで最初は我慢していました。
ある日、ボロギターも第一弦(いちばん細い弦)が切れてしまいました。

試しに、リールに巻いてあった釣り糸(ナイロン)を第一弦の代わりにギターに張ってみました。「いける…。」
ちょっと細く感じましたが、市販のナイロン弦の代わりをしてくれました。

ナイロン弦の振動が忘れられない

そう、ナイロンは振動が心地よいのです。

「ビビンッ」です。

夜の港湾で、ワンキャスト毎にセイゴがチェイスしてくるような場面に遭遇した時に、スローリトリーブ中に、このナイロンラインでのティップに感じるアタリ「ビビンッ」が、心地よいのです。

まさに、魚がルアーを加えた瞬間、ギターの弦をビビンと弾かれたような、聴こえない「音」を感じる事が出来るのです。(本当かっ⁉︎)

他のラインでは、この「ビビンッ」が少なく、どちらかといえば「グンッ」のイメージです。

と、ナイロンラインを買った自分を、今日は肯定してみました。

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